
オーストラリアに家族移住した☆りあるママ☆です。
このままオーストラリアに永住してもいいとは思っていますが、ヨーロッパや他の国に住んでから決めようと考えています。
日本も将来住むところの候補には入っていますが、タイミングは今のところ全く考えていないので、数年後かも知れないし、数十年後かもしれません。
日本のお墓をどうするか問題
40代でお墓について考えている人はあまりいないかもしれません。
同い年ぐらいの友人のことを考えても両親ともに健在という人も多いので、まだ自分たちの親世代がお墓の管理をしているケースがほとんどかと思います。
我が家の場合は事情により私ときょうだいで管理しないといけない状況になっています。
今はきょうだいがお墓の近くに住んでいるのでまだいいのですが、ずっと近くに住み続ける保証もないので墓じまいを検討することにしました。
祖父母のお墓と親のお墓
私達が管理しているお墓は2つの寺にわかれています。
祖父母のお墓 (真言宗系のお寺)墓石あり
親のお墓 (浄土真宗系のお寺)ロッカータイプのお墓
私は正直この2つの宗派の差もわからないぐらい宗教については何も知識がありません。
でもそういう人が多いんじゃないかなと思うので、素人目線で調べてみたことを書いておこうと思います。
浄土真宗の墓じまいをお寺に相談
親のロッカータイプのお墓のあるこのお寺は、お墓の相場というものはわかりませんが良心的な値段というイメージです。
お墓自体はロッカータイプを選びました。
コインロッカーの小さいサイズぐらいでしょうか。
10年前ぐらいの価格ですが40万円でした。
管理費は年間3千円ということで、数年分まとめて払っています。
このまま払い続けていても全然負担はない額なので、本当にありがたいです。
遠方に引っ越しても振込でOKとのことですが、万が一自分たちにも何かがあってその管理費が払い続けることができなければどうなるのか?聞いてみました。
すると一定期間はそのままにしておいて、その後はお寺の方で処分していいということになっているそうです。
もし、心配なのであれば永代供養(えいたいくよう)という方法もあるとのこと。
これは一応50年分の管理費を先払いするということになっているようです。
実際に50年後にロッカーを明け渡すのかどうかはわからないけれど、50年分の管理費(15万円)を払っておけばお墓の心配は無用になるとのことでした。
真言宗の墓じまいも相談してみた
祖父母が檀家(だんか)だったこともあり、費用が相当かかるのでは?と親戚から言われていました。
檀家というのは寺院の運営を支えるため、お布施などで経済的支援するかわりに供養を手厚く行ってもらったり、お墓を管理してもらえるという制度だそうです。
ということで、お寺に墓じまいを相談するのもなんだか気が引けていたのですが、ネットで調べたところで結局そのお寺次第ということなので直接聞いてみました。
仏壇や過去帳のお性根抜き(おしょうねぬき)というのをしてもらったら仏壇も処分できるんだそうです。
墓石の撤去は提携している石屋さんに見積もりを取らないとわからないけれど10−15万ぐらいでしょうとのことでした。
それも含めて100万円で十分お釣りが来ますよとの話でしたね。
ウン百万円とかを考えていたので100万円もかからないと言われてホッとしましたが、それでも消して安い金額ではないですよね。
こちらのお寺には年間3万弱を払っていたようなので、そのままそれを払い続ければそんなまとまった額もいらないのですよ、とは言われました。
そう言われると30年ほどはこのままでもいいのかもしれませんが、問題の先送りのような気がするので近々墓じまいをしようかなと思っています。
自分のお墓について
全然今のところは考えていないですが、やっぱり管理する人のことを考えておきたいなーと思うようになりました。
どこの国で最期を迎えるかわかりませんが、場所にしばられない方法を調べておかなくては。
今回はいつもとは違う感じの話でしたが、お金について考えさせられた出来事だったので書いてみました。
ネットの情報は最近玉石混交なのでサラッと基本情報を本で得てから調べてもいいかもしれないですね。
どうする? 親のお墓 自分のお墓(Kindle Unlimitedで読めます)
特にこういう定価のないものにお金を使うのは難しいですよね。多く見積もりすぎても少なく見積もりすぎても困ります。
悩んでいるぐらいなら思い切って聞いちゃいましょう!