
オーストラリアの図書館で億男の本を見つけて、読んでみたかったんだ〜と感激した☆りあるママ☆です。
川村元気氏の「億男」の本
初版は2014年ということなのでその頃に興味を持って読んでみたいなとぼんやり思っていたのですが、買うまでには至らなかった記憶があります。
お金が好きなので億という言葉につい反応してしまいます(笑)
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ちなみに億男のよみかたは 「おくおとこ」です。おくおではなく。
それが、海外の図書館で読めるなんて!そんな流行ってんの?
って思ったらなんと映画化が決まり、2018年10月公開なんだそうですよ。
へー。
億男あらすじ
主人公の一男をはじめ物語のキーとなる登場人物の名前には数が入っています。
九十九(つくも)
十和子(とわこ)
百瀬(ももせ)
千住(せんじゅう)
万佐子(まさこ)
こんな名前の付け方の遊びも面白いです。
あらすじはというと
宝くじが当選し、突如大金を手にした一男だが、三億円と共に親友が失踪。「お金と幸せの答え」を求めて、一男の旅がはじまる!
「お金と幸せの答えを教えてあげよう」。宝くじで三億円を当てた図書館司書の一男は、大富豪となった親友・九十九のもとを訪ねる。だがその直後、九十九が三億円と共に失踪。ソクラテス、ドストエフスキー、福沢諭吉、ビル・ゲイツ。数々の偉人たちの言葉をくぐり抜け、一男のお金をめぐる三十日間の冒険が始まる。
ってことで、この短期間の間に一男の資産額もコロコロと変わっていくのが面白いですね。
「お金と幸せの答え」はわかったか
単純なのでこれを読めば「お金と幸せの答え」が最後にわかるんじゃないか!と一気読みしたので1時間強で読んでしまいました。
ネタバレになっちゃうので具体的には書きませんが、明確な答えは最後にはありませんでした。
というか、少なくとも私には1回さらっと読んだだけではそうとしか読めなかった。
でも答えは途中にあるんですよね。色んな所に散りばめられているというか。
いろんな人の言葉がストーリーの中に出てくるんで、ハッとしたことがあればそれが自分へのメッセージなのかなーと思って読むと楽しいです。
これはこの本に限らずですが、本の面白さって、大事なことは最後に書いてあって最後まで読めばわかるってわけじゃないって感じることが多いです。
じゃあ話がつまんなかったかというとそんなこともなく、落語の話、モロッコの話ありで楽しかったです。
キャラ的には百瀬という関西弁の濃ーい人が面白そう。
映画も面白そうですが、キャストのイメージがついてから本を読むよりはまず自分の頭で読んで想像力をふくらませるのがオススメです。
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