
オーストラリアで会社員をしている兼業投資家の☆りあるママ☆です。
外資系企業に限らないけれど
現在40半ばで7つ目の職場にいます。(過去の職歴は↓に書いてあります。)
本社がある場所はオーストラリアではないので、そういう意味ではまあ日本で言うところの外資系の企業という感じでしょうか。
会社のトップは別国の本社にいて、いろんな部門に分かれているうちのいくつかの部署がオーストラリアにあるという感じです。
最近全世界で新しいビジネスモデルを取り入れるということで、私の属するチームにも影響が出てくる大きな発表がありました。
長く勤めている人に聞くと、こういうビジネスモデルチェンジが数年に一度はあるらしく、またか!という感じだそう。そういえばこれまでのやり方がうまく行っていても行っていなくても何年かに一回はやっている感じ…
顧客のためだからってことで新しいビジネスモデルのための変更をゴリ押ししてくるのですが、現場は混乱。
そんな余計な混乱を呼ぶことが顧客のためなのか??とツッコミたくなりますが、マネージメントレベルでは新しいビジネスモデルを導入させたって功績を得たいがためにどんどんすすめて来ます。
新製品も一緒。細かいところは何も固まってなくてもどんどん売りはじめます(笑)
ホント、大丈夫??って思うぐらい…
インターネットの普及でビジネスのスピードが増したから、外資系に限られた話ではないのかもしれませんが、ホント見切り発車多すぎです。
見切り発車がスタンダード?
確かに考えているだけじゃ何も始まらないと言うのはその通りで、会社のやり方を見ていると
「とりあえずやる」
「やって問題点があればそれを直していく」
「問題が大きすぎてどうにも行かなくなったら、プロジェクトの関連チームをクビにする」
こんな感じですね(笑)
もちろんうまく行った場合はプロジェクト関連チームにはボーナスが支払われるのでしょう。
現場で振り回される一社員としては、もっと考えていろいろ検証してから始めてよー!!と声を大にして言いたいのですが、全世界レベルでのプロジェクトだとアジアだけは除外みたいなことも難しいです。
こういう中で外資系社員として期待されていることは、心の中ではそんなのできるか!って思っていてもそれは心に秘めておいて「これならできる」「こうしてくれたらできる」という現実的な解決法を出していくことです。
間違っても「それはできない」とか「なんでそんなことやるんだ?」とか言わない方がいいですね。
多くの日本人は慎重派
日本では「失敗しないようにする」ということがとても重要視されていて、何かを始めるのにはとにかく準備やリサーチに時間をとることが大切、というように教育されています。
もちろんそれは大事なことだと思いますがそれよりも行動しながら考えることについて学ぶ機会があまりなかったことを残念に思うことが最近増えてきました。
投資を始めたい、でも始められないという人は多いと思います。
でもさっきの会社のやり方と同じで
「とりあえずやる」(株を買う)
「やって問題点があればそれを直していく」(買うタイミングや銘柄を変える)
「問題が大きすぎてどうにも行かなくなったら、プロジェクトの関連チームをクビにする」(損切りする)
こんな感じでやって学んでいくのが早いんでしょうね。
失敗を前提でやるという経験が圧倒的に足りてないっていうのが成功できない理由のひとつかもしれないですね。
失敗する可能性があるのならば大成功しなくても普通のままでいいと思う人は多いです。
私もまだまだそういう風には思えないことも多いですが、次に活かせるなら失敗を恐れなくて済むように、行動しながら考えることを子どもたちに教えていきたいです。